まず、3週間にもわたってAさんを勾留し続けた警察、検察、東京地裁に対し強く抗議します。
Aさんは勾留の間中、黙秘、取り調べ拒否を貫き、「言うことをきかない」という理由で手足に拘束具をかけられて保護房にぶち込まれるというすさまじい拷問を受けました。
Aさんがそうした不当な弾圧に屈することなく一切の妥協をせずに闘い抜いたこと、Aさんを一日も早く取り戻そうとする野宿者たちの熱い思い、ほぼ連日接見してくださった弁護士の方々、そして絶えずAさんを励まし明治公園のたたかいに心を寄せてくださる皆さんの思いが一つになって、今回の釈放をかちとることができたと思います。
激励のメッセージ、そして救援カンパを寄せてくださり、ありがとうございました!少々お時間をいただきますが、会計が済み次第ご報告いたします。皆さんのご支援・ご協力に心から感謝いたします。
しかしJSC(日本スポーツ振興センター)は、自らが約束していた「話し合いでの解決」を拒み続けておいて、明治公園に暮らす野宿者の内3人を名指しで立退きを迫る仮処分を東京地裁に申請しました。強制排除のための手続きに踏み込んだのです。
野宿者に対する土地明渡断行仮処分など、前代未聞です。圧倒的な暴力を用いて人の生活と道理をつぶそうとするJSCのやり方を私たちは許すわけに行きません。
明日、3月24日(木)15時30分から、東京地裁429号法廷で仮処分の審尋が行なわれます。今後も皆さんのご注目をお願いします。
これからもともにたたかっていきましょう!
3月23日 オリンピックによる野宿者追い出しを許さない新国立競技場3.2弾圧救援会
明治公園のたたかいの状況は以下にて発信しています。ご注目をお願いいたします。